お知らせ
第1回日本フットケア・足病医学会 関西地方会学術集会に参加しました。
11月10日 第1回 日本フットケア・足病医学会 関西地方会学術集会にて発表しました。 公演発表演者(シンポジウム)「透析室における予防的フットケア」 [...]
フットケアに対する取り組み
近年、透析患者様の足病変は注目されています。それは糖尿病が原因で透析になる患者様の増加や、高齢化が背景となり重症下肢虚血を起こす方が増加しているためです。重症下肢虚血とは、安静時の足の痛みや潰瘍(かいよう)、壊疽(えそ)が発生する病気をいい、歩くことや日常生活に支障をきたします。
当院では、月に1回すべての患者様を対象にフットチェックを行っています。足のトラブルが疑われる方で、詳しい検査や治療が必要な場合、足の救済を行うことができる病院に紹介する取り組みを行っています。
フットチェック、ケアの方法
- 足トラブルの有無を判断するため診て触って、聞き取り調査をしています
- 保湿や爪切りなどの実施、アドバイスをしています
- 足トラブルについてパンフレットを用い、患者様に分かりやすく説明しています
血流評価の方法
- 足の脈が触れるか否か確認しています
- SPP測定により血流不足がないか確認しています
SPP計 PAD4000(株式会社カネカメディックス社製)
http://www.kaneka-med.jp/products/checkup/ip_026/