お知らせ

準備中

データチームの活動

  1. BIA法の運用について
  2. 蛋白質異化亢進を評価するためのデータ集計
  3. サルコペニアの指標として握力測定

BIA法の運用について

  • 検査スケジュールを立て、定期的に透析後に測定しています。また、臨床症状に変化が認められる場合には臨時測定を行っています。
  • MLT-550N、inBodyの結果と臨床経過から適正なドライウェイトを分析します。
  • 医師・看護師と情報を共有し、ドライウェイトを決定します。

多周波数生体電気インピーダンス法(BIA法)を用いたドライウェイト管理

低周波数信号…細胞外を通過
高周波数信号…細胞内まで通過
脂肪…水分をほとんど含まない為電気を通しにくい

  • 人体に微弱電流(人の感知電流の1/10以下)を流し電気抵抗=インピーダンスを測定します。
  • その測定結果から身体組成を推定する方法です。
  • 当院で使用している機器は2種類あります。
  • 各周波数の情報より、体水分量、細胞内液量、細胞外液量の理論値を求めることが可能です。
  • 脂肪は年齢・性別により一定ではありません。MLT-550Nでは脂肪を取り除いた体重:FFM(除脂肪重量)を求めることが可能です。

inBody770の運用

MLT-550Nの運用

蛋白異化亢進を評価するためのデータ集計

透析中のアミノ酸の喪失によって誘発される異化亢進を抑制するためには、適正な透析条件や、膜の生体適合性、透析液清浄化が必須になります。

当院では前後採血にて全患者のデータ集計を行い、KT/V、nPCR、%CGRを算出し、異化亢進が疑われる場合には透析条件を見直しています。

サルコペニアの指標として握力測定

サルコペニアの指標として全ての患者様に握力測定を行っております。
またSMIはinBodyで評価しています。