超音波診断装置 Xario200 キャノンメディカルシステムズ

エコーは痛みや副作用がなく、患者さんの状態を確認できる装置です。当院では以下のような使い方を症例に合わせて行なっています。

  • シャントエコー「シャント血流量と血管の状態の両方をリアルタイムで評価すること」シャントチームへ)
  • エコー下穿刺「シャントをエコーで確認しながら穿刺すること」
  • 心エコー「心筋が正常に動いているかどうかを判定したり、1回の拍動ごとに心臓が送り出す血液の量を測定する」

体成分分析装置 inBody インボディ・ジャパン

身長・体重・多周波数生体電気インピーダンスに基づいて体成分を算出します。
様々な分析結果が導き出され、運動・栄養(食事)・水分摂取指導などに役立っています。
特に体水分量・体水分均衡・部位別水分量により、浮腫・脱水といった水分分布の評価が、ドライウエイトを評価する指標の一つとして使用しています。データチームへ)

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多周波数生体電気インピーダンス計測技術を応用し、非侵襲で体内水分量・細胞内水分量・外水分量が分析できる体成分分析装置です。inBodyは立位で2分測定にかかりますが、この装置は仰臥位にて電極をつけて15秒で測定できます。
浮腫・脱水といった水分分布の評価より、ドライウエイトを評価する指標の一つとして使用しています。データチームへ)

心拍出量モニター エスクロンミニ

体に4点電極をつけて非侵襲に心拍出量を測定できます。
心拍出量は心臓が血液を送る力・心臓に血液を戻す力を評価することができます。透析患者さんは透析時間が進むと体内の水分量・血液量が減っていきます。リアルタイムで測定し、特に血液が少なくなった状態での心拍出量を評価することで、透析条件や透析回数の基礎評価になります。
また、血液透析中に用いることで⊿BV と同等の循環動態を捉えることのできる可能性があります。

ブラッドボリューム(血液量)計 日機装

血液回路を透析装置にセットすることで、血液の濃縮度合いをリアルタイムに測定してグラフにしてくれる装置です。透析条件・ドライウエイトが適正であるか、グラフの形状にて分析することが可能です。また除水量からPRR(プラズマリフィーリングレート)間質液から血液に水が移動するスピードを算出できます。
A・Vシャント接続部での血液の再循環が起きていないか測定する機能もついています。

DDM(透析量モニター) 日機装

ダイアライザーを経由した透析液をモニタリングすることで、小分子の除去効率を測定する装置です。リアルタイムに透析量がわかるため血液検査結果を待たずに条件変更等を行うことができるようになります。また透析条件が想定した除去効率になっているかリアルタイムに知ることができます。
吸光度のモニタリングで脱血不良・AV再循環の早期発見なども可能です。